【注意】その肩の痛み、実は五十肩じゃない?間違えやすい症状と見分け方
肩関節周囲炎(五十肩)と他の肩の病気の違いを徹底解説!
「五十肩」だと思っていたら違う病気かも?肩の痛みの原因を正しく見極め、悪化を防ぐためのセルフチェック法と整骨院での対応を専門家が解説。
目次
- 五十肩と勘違いされやすい肩の痛みとは?
- その痛み、本当に五十肩?似ている症状の見分け方
- 危険!病院での検査が必要な肩の疾患リスト
- 自分でできる簡単セルフチェック法
- BS福岡整骨院での専門アプローチ
- まとめ:痛みの「原因」を知ることが早期改善のカギ
1.五十肩と勘違いされやすい肩の痛みとは?
- 「腕が上がらない」「服が着にくい」「寝返りがつらい」
これらの症状は確かに五十肩(肩関節周囲炎)でもよく見られます。 - しかし、すべての肩の痛み=五十肩ではありません。
- 実は「首」「腱」「神経」「関節内部」など、別の部位が原因で肩に痛みを出しているケースも多いのです。
よくある誤解
「40〜50代で肩が痛い=五十肩」
この思い込みが、治りにくさの原因になることもあります。
間違った診断によるリスク
- 間違えてストレッチをすると炎症が悪化する
- 適切な治療を逃すことで慢性化・拘縮化(固まる)
- 神経や腱の損傷を放置すると手のしびれや力の入りにくさにつながる
2.その痛み、本当に五十肩?似ている症状の見分け方
⚖️【比較表】五十肩 vs 他の疾患
|
疾患名 |
痛みの特徴 |
動かしたときの反応 |
特徴的なサイン |
|
肩関節周囲炎(五十肩) |
肩全体が重だるく痛い |
可動域制限あり(上げにくい) |
夜間痛・服の着脱が困難 |
|
腱板断裂 |
特定の動作で鋭い痛み |
力を入れるとズキッと痛む |
腕を上げたまま維持できない |
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石灰沈着性腱板炎 |
急激な激痛 |
少し動かすだけで強い痛み |
肩がパンパンに腫れる |
|
頚椎症性神経根症 |
首から腕にかけて痛み・しびれ |
首を動かすと悪化 |
肩よりも手や指の症状が強い |
|
肩峰下滑液包炎 |
肩の前側がズキズキ |
腕を横に上げると痛みが増す |
炎症で熱感あり |
|
上腕二頭筋長頭腱炎 |
肩の前側・腕の付け根が痛い |
重い物を持つと悪化 |
肩の前方部に圧痛 |
ポイント
痛みの「出方」と「動かしたときの反応」を観察することで、
五十肩かどうかを大まかに判断できます。
3.危険!病院での検査が必要な肩の疾患リスト
肩の痛みの中には、整骨院だけで完結してはいけないケースもあります。
次のような症状がある場合は、早めに整形外科での検査が必要です。
⚠️ MRI・レントゲンが必要な危険サイン
- 急に激痛が出て、肩が動かせない(石灰沈着・腱板断裂の疑い)
- 手のしびれ・力が入らない(神経圧迫)
- 発熱や腫れを伴う(感染性炎症の可能性)
- 夜も痛みが止まらず、睡眠障害を起こす(炎症が強い)
- 原因不明の体重減少を伴う(稀に腫瘍性疾患)
医療連携の重要性
「整体・整骨院での施術」と「病院での検査」は対立関係ではありません。
正確な診断と、安全な施術計画のためには両方の視点が大切です。
4.自分でできる簡単セルフチェック法
「五十肩」か「それ以外」か、を判断するための簡単なテストを紹介します
※あくまで目安であり、痛みが強い場合は無理に行わないでください。
チェック①:挙上テスト
- 腕を真っ直ぐ上に上げる
- 肩全体が重く痛む、制限がある → 五十肩の可能性
- 肩の前側で「ズキッ」とピンポイントで痛む → 腱板損傷・腱炎の可能性
チェック②:外旋テスト
- 肘を体に固定し、手のひらを外側に開く
- 痛みが出る → 腱板(棘下筋・小円筋)のトラブルの可能性
✋ チェック③:内旋テスト
- 手を背中に回して腰のあたりを触る
- 反対側よりも上がらない・痛みが強い → 五十肩または関節包拘縮
チェック④:首の動き確認
- 首を左右に回す・上下に動かす
- そのときに肩や腕までしびれる → 頚椎由来(神経症状)の疑い
- 就寝中、肩の痛みで目が覚める
→ 炎症性疾患(五十肩・滑液包炎など)のサイン
5.BS福岡整骨院での専門アプローチ
BS福岡整骨院では、単なる「肩の痛み」ではなく、**原因の層(筋肉・軟部組織・
神経)**を分析した施術を行っています。
当院の3ステップアプローチ
① 原因特定の徹底検査
- 肩だけでなく、首・背中・骨盤・姿勢を全体的にチェック
- 整形外科テストで、どの筋、筋膜・関節が関与しているかを特定
② 筋肉・関節調整
- 肩甲骨の動きを回復させる独自の施術
- 炎症を悪化させない範囲で、関節包の滑走を改善
- 血流とリンパ循環を促進し、自然治癒力を引き出す
③姿勢バランス調整
- 姿勢や寝方の指導をし、夜間痛を軽減
- 猫背矯正や肩甲骨の調整で、肩関節への負担を根本から減らす
患者さんの実例
40代女性:夜中の激痛で眠れず来院。整形外科では「五十肩」と診断。
→ 当院での評価で「頚椎性神経痛」と判明。首の調整で痛みが大幅に改善。
50代男性:肩が上がらず仕事に支障。病院で異常なしと言われたが改善せず。
→ 肩甲骨と胸郭の動きを改善し、3回目で可動域が回復。
6.まとめ:痛みの「原因」を知ることが早期改善のカギ
- 肩の痛み=すべて肩関節周囲炎(五十肩)とは限らない
- 腱・筋肉・神経など、原因が異なるとアプローチも変わる
- 自己判断でストレッチを行うと悪化のリスクあり
- 整骨院と病院の連携で、安全かつ正確な改善が可能
BS福岡整骨院では
「痛みの根本原因を特定すること」から始めます。
五十肩に似た症状でも、全身のつながりを診る整体施術で再発を防ぎ、根本改善を目指します。
最後に
肩の痛みを「年齢のせい」と諦めないでください。
正確な診断と正しいケアで、まだまだ回復できます。
「これは本当に五十肩?」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。
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