【注意】頭痛と吐き気が同時に起こるのはなぜ?片頭痛との関係と危険なサインを解説!
▼目次
- 頭痛と吐き気が同時に起こるのはなぜ?
- 頭痛+吐き気で考えられる主な原因
- 頭痛と吐き気があるときの危険なサイン
- 頭痛+吐き気を繰り返す人が見直したい生活習慣
- BS福岡整骨院が考える頭痛へのアプローチ
- 頭痛と吐き気で悩んでいる患者さんへ
1.頭痛と吐き気が同時に起こるのはなぜ?
頭痛と吐き気が一緒に起こると、「胃の調子が悪いのかな?」と思う方もいるでしょう。
しかし、頭痛に伴って吐き気が出るケースでは、胃だけが原因とは限りません。
代表的なのが片頭痛です。
日本神経学会では、片頭痛の発作は通常4~72時間続き、中等度~高度の頭痛となり、吐き気や嘔吐を伴うことが多いと説明されています。光・音・においなどへの過敏がみられることもあります。
つまり、
頭痛
↓
吐き気
↓
光や音がつらい
↓
動くと頭痛が悪化する
という組み合わせがある場合、片頭痛の特徴と重なる可能性があります。
ただし、ここで大切なのは、自己判断だけで「自分は片頭痛だ」と決めつけないことです。
頭痛にはさまざまな種類があり、中には早急な診察が必要なものもあります。
片頭痛は「片側が痛い」とは限らない
「片頭痛だから、頭の片側だけが痛むんですよね?」
という質問を受けることがあります。
実は、片頭痛という名前でも、必ずしも片側だけが痛むわけではありません。
日本頭痛学会によると、片頭痛では約4割の患者さんが両側性の頭痛も経験しています。
そのため、
「両側が痛いから片頭痛ではない」
とは言い切れません。
また、ズキズキと脈打つような痛みだけではなく、拍動性ではない場合もあります。
重要なのは、痛みの場所だけではなく、吐き気や光・音への過敏、動くと悪化するかなどを総合的に確認することです。
2.頭痛+吐き気で考えられる主な原因
頭痛と吐き気が同時に起こる場合、代表的なものを知っておきましょう。
① 片頭痛
頭痛と吐き気の組み合わせで代表的なのが片頭痛です。
片頭痛では、
などがみられることがあります。
また、頭痛が始まる前に、
- 眠気
- 疲労感
- 気分の変化
- 首や肩のこり
- 集中力の低下
などを感じる方もいます。
「頭痛が起こる前から何となく調子が悪い」という場合も、症状の経過を記録しておくと、診察時の重要な情報になります。
② 緊張型頭痛
緊張型頭痛では、頭の両側が締め付けられるような痛みや、首・肩のこりを伴うことがあります。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用などで、首や肩周辺に負担が続いている方では、頭痛を感じることがあります。
ただし、頭痛と吐き気がある場合に、すべてを「肩こりのせい」と判断するのは適切ではありません。
症状が強い場合や、いつもと違う頭痛の場合には医療機関で確認することが大切です。
③ 睡眠不足や生活リズムの乱れ
睡眠不足も頭痛を悪化させる要因の一つです。
さらに、
- 寝る時間が毎日違う
- 朝食を抜く
- 水分が不足している
- 疲労が蓄積している
- ストレスが続いている
など、生活リズムの乱れが重なると、頭痛を繰り返しやすくなることがあります。
頭痛と吐き気が起きたときには、「その日の体調」だけではなく、前日までの睡眠や食事、疲労についても振り返ってみましょう。
④ 首や肩への負担
長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用では、頭が前に出た姿勢になりやすく、首や肩に負担がかかります。
首や肩の緊張が頭痛に関係しているケースもあります。
特に、
「仕事をすると頭痛が出る」
「スマホを長く使った後に頭が重い」
「首や肩がガチガチになると頭痛が出る」
という場合には、日常の姿勢や身体の使い方を見直すことも大切です。
ただし、首や肩のこりがあるからといって、頭痛の原因が必ず首や肩にあるとは限りません。
3.頭痛と吐き気があるときの危険なサイン
ここは非常に重要です。
頭痛と吐き気があるからといって、すべてが危険な病気というわけではありません。
しかし、「いつもの頭痛と明らかに違う」場合には注意が必要です。
特に次のような症状がある場合は、整体などで様子を見るのではなく、医療機関への相談を優先してください。
① 突然、経験したことのない激しい頭痛が出た
「今まで経験したことがないほど激しい頭痛」
「突然、頭痛が始まった」
という場合は注意が必要です。
日本脳卒中協会は、くも膜下出血では「今までに経験したことのない激しい頭痛」が特徴的で、嘔吐を伴うこともあるとしています。
このような頭痛を「いつもの頭痛」と自己判断しないことが重要です。
② 手足の麻痺やしびれが突然出た
頭痛と同時に、
- 片側の手足が動かしにくい
- 顔の片側が動かしにくい
- 片側がしびれる
などが突然起こった場合は、脳卒中などの可能性があります。
日本脳卒中協会も、突然の片側の麻痺・しびれを脳卒中の主な症状として挙げています。
③ ろれつが回らない・言葉が出ない
「話そうとしているのに言葉が出ない」
「ろれつが回らない」
「相手の言葉が理解できない」
といった症状が突然現れた場合も注意が必要です。
このような場合は、頭痛の原因を自己判断せず、緊急の対応が必要になることがあります。
④ 急に立てない・歩けない・強くふらつく
頭痛とともに、
「急に立てなくなった」
「歩けなくなった」
「今までにない強いふらつきが出た」
という場合も注意してください。
脳卒中では、手足の麻痺がなくても、急なふらつきや歩行困難が起こることがあります。
⑤ 視界に異常が出た
突然、
- 片目が見えない
- 物が二重に見える
- 視野が欠ける
などの症状が出た場合にも、早急な評価が必要です。
「いつもの頭痛」と違うなら無理をしない
頭痛持ちの方ほど、
「またいつもの頭痛だろう」
と考えてしまいます。
しかし、
いつもの頭痛と違う
痛み方が明らかに違う
突然始まった
新しい神経症状がある
という場合には、自己判断で整体やセルフケアだけを続けないことが大切です。
日本脳卒中協会は、脳卒中が疑われる場合には救急車を呼ぶなど、速やかに専門的な医療機関を受診するよう案内しています。
4.頭痛+吐き気を繰り返す人が見直したい生活習慣
危険な症状がない場合でも、頭痛と吐き気を繰り返しているのであれば、普段の生活を見直してみましょう。
① 睡眠時間を安定させる
「平日は睡眠不足、休日に寝だめ」
という生活を繰り返していませんか?
睡眠時間だけでなく、就寝・起床のリズムをできるだけ安定させることを意識しましょう。
② 朝食や水分を極端に抜かない
忙しいからといって朝食を抜いたり、水分をほとんど取らなかったりする習慣も見直しましょう。
頭痛が起こった日の、
- 食事
- 水分
- 睡眠
- カフェイン
- 飲酒
などを記録しておくと、自分の頭痛パターンを把握する手助けになります。
③ スマートフォンを見る時間を見直す
スマートフォンを長時間見続けると、同じ姿勢が続き、首や肩への負担につながります。
特に、
下を向いたまま長時間スマートフォンを見る
という習慣がある方は注意しましょう。
30分、1時間と連続して使うのではなく、定期的に画面から目を離し、姿勢をリセットすることも大切です。
④ 首や肩を強く揉みすぎない
頭痛があると、
「首が凝っているから強く揉もう」
と思う方もいます。
しかし、強い刺激がすべての頭痛に適しているわけではありません。
痛みが強いときには、無理に揉んだり、首を強くひねったりせず、身体を休ませることも大切です。
5.BS福岡整骨院が考える頭痛へのアプローチ
BS福岡整骨院では、頭痛の患者さんに対して、単純に「頭が痛いから頭だけを見る」という考え方ではなく、身体全体の状態を確認することを大切にしています。
特に、
- 首の動き
- 肩周辺の緊張
- 背中の動き
- 姿勢
- 骨盤の状態
- 呼吸
- 日常生活での身体の使い方
などを確認します。
① 首の動きを確認する
首が動かしにくくなっていないか。
左右差がないか。
首を動かしたときに症状が変化しないか。
こうした点を確認します。
② 肩・胸郭の動きを確認する
首だけを見るのではなく、肩甲骨や胸郭の動きも確認します。
デスクワークなどで身体の前側が縮こまった状態が続いていると、首や肩に負担がかかりやすくなることがあります。
③ 姿勢を確認する
頭痛を繰り返している方では、
- 頭が前に出ている
- 背中が丸くなっている
- 肩が前に入っている
- 呼吸が浅くなっている
などの姿勢上の特徴がみられることがあります。
もちろん、これらがすべての頭痛の原因になるわけではありません。
しかし、頭痛と姿勢の関係を考えるうえでは確認しておきたいポイントです。
④ 日常生活まで確認する
施術だけでなく、
「どんな仕事をしているのか」
「どのくらいスマートフォンを使うのか」
「睡眠時間はどのくらいか」
「どのタイミングで頭痛が出るのか」
なども確認します。
頭痛を繰り返している場合、身体だけではなく日常生活の中に負担の原因が隠れていることがあるからです。
▼まとめ
頭痛と吐き気が同時に起こる場合、代表的な原因の一つが片頭痛です。
片頭痛では、
- ズキズキする頭痛
- 吐き気・嘔吐
- 光がまぶしい
- 音がつらい
- においが気になる
- 動くと痛みが悪化する
などがみられることがあります。
一方で、すべての頭痛と吐き気が片頭痛というわけではありません。
突然の激しい頭痛、片側の麻痺・しびれ、ろれつが回らない、急に歩けない、視覚異常、意識の変化などがある場合は、緊急性の高い病気の可能性があるため、医療機関への受診を優先してください。
危険な症状がない場合でも、頭痛と吐き気を何度も繰り返しているのであれば、
睡眠
食事
水分
ストレス
首・肩への負担
姿勢
スマートフォンやパソコンの使用時間
などを一度見直してみましょう。
BS福岡整骨院では、頭痛に悩む患者さんに対して、首や肩だけではなく、姿勢や背中、骨盤、日常生活での身体の使い方まで確認しながら、身体全体のバランスを考えた施術を行っています。
ただし、頭痛には整体で対応すべきものと、医療機関での診断・治療を優先すべきものがあります。
だからこそ、
「いつもの頭痛だから大丈夫」
と決めつけないことが大切です。
頭痛と吐き気を繰り返している方は、まず自分の症状がいつ、どのように起こっているのかを記録してみましょう。
そして、いつもと違う頭痛や危険なサインがある場合には、迷わず医療機関へ相談することが、身体を守るための第一歩です。
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